2018年2月23日金曜日

思わぬ再会

2月20日(火)、21日(水)は、自分のクライミングにて、城ヶ崎。
1日目は、T村さんとシーサイド。
2日目は、カメチヨと日蓮崎。
<シーサイド>

T村さんとは、先月、10年ぶりに湯河原の温泉で再会。
彼の初心者時代に、クラックの触りを教えたことがありました。今から考えると結構雑に教えていた訳ですが、頑張って続けてくれた様子。
<気分は最高(5.10c、NP)をトライするT村さん>

その後、なぜかクラック友達を見つけられなかったそうです。

なので、1人でボルダーしたり、街で人工物の割れ目を登ったり、スポート専門のクライマーとスポート・クラック共存のエリアで登ったり。
帰りに、プロテクションを取った位置などの安全管理について「あのときは、もっとこうすれば良かったかも。」などと話していたら、大喜びする彼。

「こんな風に、クライミングの話をするのは初めてです!」

よくよく聞いたら、スポートの人とはカムの話とか、戦略の話が出来ないそうで。
もはや、休憩中はクライミング以外の話をすることが多かったそうで。
<2日目。アダム(5.9、ハンド系)>

いやはや、10年間よくぞ続けてますねー。
私なら、モチベーション落ちまくりでしょう。

根性なのか、クライミング大好きなのか、とにかくスゴイです。
<スーパーシリアスジャム(5.10c)>

具体的に登ったルート
1日目(シーサイド)
・海賊フック(5.10b、ボルト)
ビレイ確認も兼ねて、落ちる練習など。その後、トップロープで1回ウォームアップ。

・アイロンヘッド(5.12a、ボルト) O.S.。
100岩の、「数箇所レストが可能なので、是非ともオンサイトを狙って欲しい」というのを読んで、興味を持ったのが10年前(笑)。ボルト11本のロングルートで、かなり得意系と予想。暖めまくって、ようやくトライ。暖めすぎ疑惑もありましたが、今の力でもギリギリ(笑)。1時間半の粘り勝ちトライで、全身ボロボロになりました。

・サイクロン(5.11c、NP) R.P.。2トライ。
帰宅後、魅惑のトラッドを読んだら、昔はナッツで登ったと書いてあってビビる。すごくパラレルなクラックです(笑)。
<驚くほど地上が近い“岩戸”(5.11)>

2日目(日蓮崎)
・アダム(5.9、ハンド系) トップロープで3回登ってウォームアップ。
・岩戸(5.11、ワイド系) 丸一日トライを重ねて、ようやくR.P.。
山岸先生の作品。ルーフワイドが体験できる、興味深い1本。
噂の反転ムーヴを体感。ヘルメット推奨ルートだが、私のムーヴだと、ヘルメットが邪魔になる反面、頭から墜落するリスクは少ないので、途中からノーヘル。
「事前にチョックストーンにスリングを巻いてプロテクションにした。」と書いてあったが、登りながらスリングをセットできた。“投げ縄”っぽい動きを交える。
<R.P.トライ開始>

ちなみに、ボルダーとしても登れそうな高さなのですが。下地が悪いので、リードより厳しくなるとは思います。
<それが、岩戸だ!!>