2018年2月19日月曜日

シュミレーション能力

2月15日(木)は、1コマ目がリード3回目。
男性OZさん、女性STさん、女性SBさん。

2コマ目が、リード1回目。
女性KBさん。
私は、岩場におけるレッドポイントのためのトップロープリハーサルが好きではありません。
それは、1回連れて行ってもらった山のルートに、後日同レベルのパートナーと登って「自力で登った!」と言っているようなものだと思うからです。

「レッドポイントトライは先を知っているからこそのリードにはなるけれど、ファーストトライは登れなくてもリードでヒーヒー言わされることで本当の経験に繋がるだろう。」
というイメージです。

と、ここまでは私のことをよく知っている人なら、いつもの話。
本日のKBさん、最初にトップロープで登ったルートを擬似リードしてみたら、驚きの連続。
「トップロープのときと、ムーヴが変わりました!」
具体的には、クリップ態勢を作るとか、レストしたくなるとか。予想外の出来事が・・・。あと、足位置も微妙に変わった様子。
「リード(あるいは擬似リード)しなきゃダメですね。」と、何度も何度も言っておりました。

私がトップロープリハーサルを避ける理由は、そのルート固有のシュミレーションが出来てしまうから。
KBさんがトップロープでの練習に無意味さを感じたのは、リードのシュミレーション(練習)になっていないと感じたから。

結論は同じでも、想いは違いますね。

さてさて、OZさんはジムリード講習を卒業といたしました。
よろしければ、岩場リード講習かムーヴ講習にまたいらしてくださいませ。