2018年1月10日水曜日

どスラブ

念のため、2月の予約受付は1月11日(木)の22時スタートです。

12月23日(土)~1月3日(水)で、年末年始ツアーへ。
前半は、カメチヨ料理長と。
後半は、NMさんを加えて3人で。
2日目が雨予報だと踏んで、初日は瑞浪に。
<スラブとクラックが多い、瑞浪>

クライマーにとって、スラブという言葉から来るイメージはあると思います。

例えば、
「真のイレブンクライマーなら、スラブ、垂壁、被り、ワイド、フィンガー、ハンド、などの主要全ジャンルをR.P.しないとダメだ!」
みたいな心意気。
(この場合、“真の・・・”になったと言い切るタイミングは難しく、本人にとっての高グレードルートを登ったときほど褒めてもらうことは期待できません!ただ、苦手を減らしていくという意味で、この心意気は良いことだと思います。)

最近でも、高柳先生にもS本先生にも「スラブの5.12aって登ったことある?」と聞かれましたが、「うーん、多分ない。」と答えました。
<神須の鼻に向けて、ユマーリング練習に挑むカメチヨ>

個人的には
①手は非常に悪く、足主体のバランスで一歩一歩乗り込んでいくタイプ
(ロンパールーム、ソラマメ、など)

②手の掛かりが割と良く、ムーヴ解明して登るタイプ
(穴があったら出たい、スラブの逆襲、など)

があって、①の方が私のイメージするスラブにピッタリです。
②はジムにあるスラブと似ていて、それで慣れているし、リーチも有利なことが多く、少し易しめに感じます。
(ただし、どちらにも高難度ルートは存在する模様)

相当前ですが、先輩が見るからに①っぽい形状のルートを見て「どスラブだ。」と常々言っていました。
一般用語かはともかく、僕も相当苦しめられているので、印象深い言葉です。
<ユマーリング練習にて、PASが欲しくなった様子>

そしてまた、本日も完登したスラブに対し、
「はたして、これは典型的なスラブなのか?」
という半分意味のない自問自答をしてしまうのでした。


具体的に登ったルート
・ウォーターシュート(5.9、スラブ) 再登。「アップのつもりがアップアップ」という、よく聞くフレーズ通りの登りになってしまった。もう少し、身体を暖めてから登るべきだった。

・美少女(5.11d、スラブ) R.P.通算3日。本日だけでも3便。下部で落ちてしまったら、仕切り直しトライをしていたり、中間部で落ちたらハングドッグしたりで、3便といっても1日これに費やした感じ。夕暮れどき、どうにか決められて本当に良かった。

ちなみに、どスラブ指数80%って気がしました。
という訳で、これを私のスラブ最高グレードということにしておきましょう。