2017年4月3日月曜日

ラッパー

4月1日(土)は、マルチピッチリード講習が中止にて、ムーヴ講習。
男性ONさん、男性FKさんのペア。
<雨が3回続いている2人>

ラップ持ちが大好きなONさん。
ジムでのトレーニング中(特に、本気トライ後に、持久力トレ)に、ラップ持ちを多用するそうです。

で、パートナーに
「それじゃぁ、トレーニングにならないでしょ。(ラップ持ちは、手が楽だから)」
と言われるとか。

同様の指摘に、
「ジムで、キョンとかステミングで傾斜を殺すのは良くない。」
「保持しきれないホールドに対して、ヒールなどのフック系の技で補助するのは逃げだから、ジムでやるべきじゃない。」
といったものもあります。
似たようなもので、持久力トレーニング中に、レストしない限定を加えることで、短時間でパンプさせるという練習方法もあります。

この手の話は、難しいですね。
持久力トレーニング中に、自然と省エネ技術習得していくのに、重きを置くかどうかです。

私も、常々迷いはありつつ、ほとんどの場合は肉体的なトレーニングそのものよりも省エネ技術習得を優先させて本数を登ることにしています。
ホントに強い人は、どっちもやっている気がしますので、意識的な使い分けが大事なのでしょう。
<2トライして登れないままですが、ジムだとスタートテープを貼らざるを得ず>

具体的な講習内容
・足が滑るのは何故かを意識する
・ガバをよく楽にホールディングすることは可能か
・ちょっとした反動をスタティックと区別する必要はあるか
・スタティック限定で登る練習方法