2016年12月6日火曜日

イメトレ

1月分の予約受付は、12月8日(木)の午前0時スタートです。
連投で忘れ去られてしまうので、念のため。

12月5日(月)は、自分のクライミングで、太刀岡。
山岳ガイドの佐藤くんと。
<まだ乾いていない朝>

オブザベは、オンサイトトライでは戦略上の意味が大きいんですが、2トライ目以降はイメトレとしての意味も大きいです。

大体のムーヴが分かっていても、何度も反芻してイメトレすることで、身体がよく動きます。
例えば、こんな感じ。

①「ルートを登り終えて、ロワーダウンしたら、ロープを解くよりも靴を脱ぐよりも先に、ムーヴを思い出すべきだ!記憶が薄れる前の、イメトレは最も効果が高い。」
(どの本に書いてあったか、もはや思い出せず。研究者だったら失格ですが、ブログなんで御容赦を。)

→現実的かどうかは状況次第として、常々思いだすフレーズです。
<スーパーラット(5.12c)>

②パートナーが同じルートをトライしてくれると、R.P.までのトライ数が減ることが多い。
→自分のムーヴが大体固まっていても、他の人のトライを見ると、大助かりだと感じます。

③休憩中、ムーヴをイメージしていると、次のトライで進展することが多い。
→「もうムーヴは分かったし、あとは腕が疲れてさえいなければ。」なんて思っても、しつこく反芻するとムーヴが洗練されます。

未だに、サボって雑談に花が咲きすぎるものですが、休憩中なるべくやると良いですよ。
<佐藤くんも同じルートなんで、大助かり>

具体的に登ったルート
・ハッピーバースデイ(5.11a) アップのつもりが、フォール。最近、こんなのが続くなぁ。こういう、ポロっと落ちるクライマーにはなりたくないのですが。自分なりに、色々と原因分析中。気持ちも落ち着かないし、身体が動いてない証拠でもあるので、続けてトライして再登。

・スーパーラット(5.12c) 本日2トライ目にて、R.P.。通算3日、8トライ?
ムーヴの大枠は1トライで固まるけれど、ホールディングとか膝の向きとか、細かい点がなかなか定まらない(良く言えば、工夫の余地が大きい)という意味で、勉強になるルートでした。
8トライ目なのに、まだ予定外の微調整をしながらホールディングしている場面が多くって、「自分、下手クソ!」という気持ちにさせられました。(1トライで、ムーヴ解決できるレベルなのに。)
3トライぐらいだと登りながら微調整するのもオンサイトっぽい楽しみと感じるのですが、なんとなくパーフェクト感の無い終わり方でした。
いつの日か、カリスマをトライすることがあるでしょうから、そのときにまた復習ですかね。

・パンクス・イン・ザ・ダーク(5.11c/d) 敗退。暗いから、夕方向きじゃなかった。ルート選択ミス?
・ルートキラー(5.11c) ハッピーバースデイのすぐ脇のボルトラインなので、どこを登ると完登とみなされるかは分からず。トレーニングと割り切って。