2016年9月5日月曜日

自由登攀

お知らせが隠れると不便なので、念のために上書きさせていただきます。
9月7日(水)の午前0時より、10月分の予約受付を開始します。


9月2日(金)、3日(土)は、クラックリード講習にて、湯川。

1日目は、男性SGさん、女性NYさん、復習参加の女性HSさん。
2日目は、男性OMさん、安曇野の女性KDさん&男性TYさん。
<復習のHSさん>

NYさん、今回が2回目です。
申し込みメールには、クラックが登れるようになりたいと。
今回の帰りに、もう1つのモチベーションを聞きました。

稲子岳南壁に行った際に、クラックがチラホラあるのが見えて、
「あーゆうのが自由に登れたら、楽しいだろうな。」

と思ったそうです。
<デゲンナー>

先月、1回目の講習を受けてから、このブログも読んだようで、
「この後に、そういう講習があるんだ!私、(たまたまだけど)合ってた!」

と思ったそうです。
<ワイドムーヴも少々>

NYさんは、それを自由登攀と呼んでいました。
僕は、初登攀ごっこと呼んでいるのと、楽しみ方は相当近いでしょうねー。
<草餅の前>

まだカムの使い方も覚え始めといった初心者時代から、そういう志を持ってくれる人がいるのは、嬉しいです。

それも、めちゃくちゃ気合の入った若者、って訳でもない一見普通の社会人クライマーなのに!
しかも、本格的に初めて数年。
<自由登攀を夢見て>

ちなみに、
「一応、時代のトレンドっぽいとは思うんですが、実際のクライミングは相当地味ですよ。」
と、私の所感を添えてみました。

オンサイト、オールナチュラルと言えば格好は良いけど、稲子南壁の不人気ラインと言えば実際には篤志家向けの世界です(笑)。
まぁ、僕も稲子東壁をその昔に登ったりしているので、篤志家仲間なんですがねー。

でも、
「地味なのも、好きなんです。」
とのお返事。

その言葉に、ちょっと才能を感じました。
ひょっとして、同志でしょうか?(笑)
<デゲンナーの前>

具体的な講習内容
・ジャミング練習
いかにして脱力するか、引く方向を維持してムーヴを起こす

・ボルダー練習
・地上でのカムセット練習
本日は、ボトミング気味にセットすることを中心に。
<カムセット練習>

・疑似リード(NYさん、SGさん、KDさん、TYさん)
・リードで落ちる練習(OMさん)

・実践本気トライ
HSさん:デゲンナー(5.8) 再登、草餅(5.8) オンサイト
OMさん:デゲンナー(5.8) オンサイトトライにてフォール。かなり良いトライでした。時間の都合上、ハングドッグは無しでロワーダウン。
TYさん:大和屋(5.8) R.P.薄暗い中、よく頑張ってくださいました!
<大和屋>

<草餅で、めちゃくちゃ頑張ったKDさん>