2016年1月15日金曜日

落ちそうだ!と思ったら

1月15日(金)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
男性ONさん、女性UNさん、男性YDさん、女性NBさん。
<ジャミング練習>

本日、ONさんとUNさんには、本気トライをしてもらいました。

まず、UNさんのオンサイトトライ。
核心部のスタートで、スリップフォール。

この時点では、最終プロテクションも腰より上で、トップロープ状態。
また、1つ下のカムも1mほど下にあり、最悪のカム抜けでもグランドしない距離感。
本人としても、怖さは薄かったでしょう。

そこから再スタート。
核心は無事に抜けるも、際どい体勢のまま少しずつ上がって行き、なかなかプロテクションを取らない!
最終プロテクションは、足元。
もはや、それ1個が確実に止まったとしても、ギリギリでグランドしないくらいの距離感。

そして、どうにか次のカムをセット!!!
見てる私もドキドキです。
<引き付け>

私:
「なんで、あんなに取らなかったんですか?」

UNさん:
「体勢が際どくて、プロテクション決めてるうちに落ちそうで、もうちょっと行ったら、もうちょっと行ったら、と進みました。」
<鬼ころし(5.7)で落ちる練習>

お次は、ONさんのフラッシュトライ。

何故か、同じく核心部の入り口でスリップフォール!
再スタートして、UNさんと同じ過ちは繰り返すまいと思いつつ、結局は似たようなランナウトで突破!

ONさん:
「やっちゃいけないんだとは分かりつつ、UNさんの気持ちはすごく分かります。」
<名無しルートで基礎練習>

続いて、UNさんの2トライ目。
核心手前で固め取り、さらに核心中でも30cm間隔で3つのカムを決めて行き、無事に突破!

さらに、ONさんも2トライ目。
同じように、核心部は30cm間隔のカムを決め、無事に突破!

2人とも別人のようなカム連打で、レッドポイントを果たしたのでした。
<純(5.8)を本気トライ>

講習生の気持ちになると、こんな感じでしょう。

1トライ目は、気付いたら核心部だったから、カムセット体勢が作れなくなってしまって、ギリギリまでランナウトせざるを得ない状況に。
2トライ目は、核心部を知っているので、あらかじめ固め取りやランナウトしない工夫を最大限できた。

本来は、オンサイトトライこそ「ここから難しいかも!?」と思って安全策を取り過ぎるくらいが、普通だと思います。
で、オンサイト失敗した場合の2トライ目、3トライ目に、カムの数を減らしていくイメージです。

これって、ジムリードでオンサイトトライでも、同じことがあると思います。
“中級者は核心前にクリップ先行したくなるが、初心者はいつの間にか核心部に入っていてランナウト気味になる。”

この話は散々しているハズですが、やはり体感するまでは完全理解できない様子。
でも、今回のルートに関しては強く納得していたので、もうちょっとでしょうね。
頑張って欲しいです。