2016年1月25日月曜日

長い目

1月24日(日)は、岩場リード講習にて、湯河原。
女性MDさん、女性TNさん、女性SMさん、男性KBさん。
<大寒波の襲来>

TNさんと、SMさんは、昨年5月末に団体講習した山岳会のメンバーでした。

そこで、初日に岩場、2日目にストーンマジックで、終了点作業などのロープワークを徹底的に。
15人もの大所帯への講習で、マルチ卒業生の何人かにアシスタントをお願いしたほど。
<ムーヴ練習>

それを切っ掛けに、クライミング講習をムーヴLv.0から始めたのが、2人です。
(MDさんも、TNさんと一緒に講習に来たので、同時期。)
<ようやく、ポカポカ>

そこから、ジムリード、岩場リードと進んで、今に至ります。

TNさんは、ようやく恐怖がコントロールされ始めたくらい。
SMさんは、だいぶ本気トライも出来るようになってきました。

当時は、出来る人に張ってもらったトップロープの回収でも、クライミングも終了点作業もおっかなビックリでしたからね。
思い返すと、本当に大した進歩ですよ。
<終了点作業の練習>

ときどき、1年前に自分が何を考えていたかを振り返ると、すごく自信になると思います。

「なんだ、そんなことで迷っていたのか。」
なんて、思うこともあるでしょう。
<大混雑の湯河原>

私も、1年前の講習記録のつもりで読むと、心が広くなれそうです。

「こういう考え方が、なかなか理解できないようで、ちょっと困ったなぁ。」
とモヤモヤ悩んでいた気持ちが

「いや、1年前は~~の理解ですら悩んでいたんだから、大丈夫か。」
という切り替えへ。
<“マゾおけさ”(5.10b)は、絵になる1本>

前しか見ていないのがクライマーの良いところ、だと思います。
でも、ときどき振り返ると、長期的な視野に立てるので安心します。

考え方は、大人になってからでも伸びるものですねー。
<KBさんの“アブラカタブラ”(5.10a)>

具体的な講習内容
・ムーヴ練習
片手主体のバランス、指をホールドに馴染ませる、スタンスを押し込む方法

・終了点作業練習
3人は結び替え、SMさんは立木での懸垂下降も含めて

・リードで落ちる練習
<夕方に、桃源郷にて長い5.8>

・実践本気トライ
SMさん:マゾおけさ(5.10b) オンサイト
KBさん:アブラカタブラ(5.10a) 再登。フック船長(5.10a) 再登。
TNさん:シルクロード(5.7) 再登?
MDさん:いんちきするな(5.8) 再登?
<さすがに、極寒>

<「あんまり、怖くなかったです」>