2014年10月3日金曜日

ゆっくりで良いので、淀みない動作を心がける

10月3日(木)は、リード講習2回目。
女性STさん。
クリップは、本番では少しでも素早くやりたいものです。

そのために、練習では急がずにクリップを行った方が良いです。

地上での練習では、ゆっくりでも良いので、淀みない動作を心がけて欲しいです。
そうすれば、将来的に洗練されて、素早くなるでしょう。

逆に、
「そのうち、上手くなるだろう。」

という気持ちで適当にやっていると、その場だけは早くても、一生クリップが下手かもしれません。
これと同じことは、ロープワーク、ムーヴ、にも当てはまります。

例えば、足置きを丁寧にやっていれば、その丁寧なのが素早く出来るようになる、という図式。
逆に、そのうち登っていれば丁寧になるだろうと思っている人は、一生下手かもしれません。

きっと、クライミングに限らず、練習全般の基本原則なんだと思いますよ。
テクニックの練習には、強い改善意識が必要なんでしょう。

具体的な講習内容
・トップロープのビレイと、墜落距離
・クリップ練習
・リードでやってはいけない事例集
・リードの墜落距離予想(落ちる練習も)
・ビレイの立ち位置、繰り出し方の練習(止める練習も)