2014年10月27日月曜日

また1人、マルチピッチリード講習を卒業

10月25日(土)、26日(日)は、マルチピッチリード講習にて、ミズガキ。
女性MJさん、女性WNさん。
<紅葉のミズガキ>

今回で、MJさんはマルチピッチリード講習を卒業といたしました。

春の終わりごろから、合計12~13日だったと思います。

クライミング能力は、まずまずあるだけに、本人もこんなに時間が掛かるとは思っていなかったでしょう(笑)。
<アプローチで大混乱する2人>

初期段階の4~5日くらいは、ロープワークに大混乱していました。

大抵のマルチピッチリード講習の受講生でも、1~2日は大混乱するので、
「意外と、苦手だったんですねー。」

というくらいの印象。
<夏と同じルートで、若干の成長を確認>

また、ロープワークに慣れてきても、判断するということへの敷居もありました。

ラインを決めることに関しては、岩を避けすぎてヤブっぽいラインにWNさんと突入すること多数。

時間管理に関しては、のんびりしすぎて1日に3ピッチくらいしか登れないことも。
<気分は、ビッグウォール>

で、夏の終わりごろには、下降プランの甘さでドハマリ。

講師が付いていなければ、ビバークは免れない状況でしたね。
<ようやく慣れてきた懸垂下降>

で、今回も露呈してきた弱点がありました。

登りながら地形を覚える、ということが苦手という以前に、意識が薄いみたいです。

・アプローチのちょっとしたヤブで、下山のために地形を覚える
・クライミング中に、同ルート下降などのための形状を覚える

どちらもです。
<2日目は、岩探しから>

意識が人を変える、ってのは最近の流行みたいになってます。

いやはや、まさに。
意識しないでマルチ10本登っても、弱点にすら気付かないこともあります。

だから、今回強く意識できたのは、収穫だと思います。
<本日は、富士岩>

マルチピッチリード講習は、私自身が意識しているポイントを、共有していく時間なのかなと思います。

講習中の失敗について、ビレイポイントやアプローチ、テント内での雑談を通しながら。
<オブザベ中>

まだ、マルチピッチシーズンはもう少しあります。

是非とも、二子山中央稜や三ツ峠にでも登ってきてもらえればと思います。
ま、11月にも1回予約が入っておりますので、そちらは補習として頑張りましょう。
<こんな岩場です>

ちなみに、WNさんはまだ時間は掛かりそうです。

マルチピッチの習熟もあるんですが、クライミング能力も少し足りない感じがします。

私から見ると、
「入門マルチが全然無理ってほどではないんだけど、余裕は少ない。各ピッチ、本気トライの連続ですね。」

という印象。
<クラックは避け、立木の多いスラブへ1P目を求めた2人>

マルチピッチ技術を上げることで、ロープワークや戦略に掛ける労力を減らし、各ピッチのクライミングに集中していくことも出来ます。

でも、本人的には、
「講習を受けるにしても。ムーヴ講習、岩場リード講習とかに、お金と時間を回そうかな。」

という方向になってきたようです。
<2P目>

まぁ、それも1つの手ですよねー。

マルチピッチも、結局クライミングですから。

ちょうど、シーズンも終わりごろなので、来シーズンに向けて備えるのも良いかもしれません。
<岩だらけ>

ところで、今回は私も行ったことのない富士岩でした。

頂上には立ちませんでしたが、2人なりに、かなり良いクライミングができたと思います。

まだまだラインに余地はありそうだったので、今後も講習に使おうと思いました。
<ヤブ混じりのクラック>

講習に使えて、かつ人が少ないエリア。
なかなか無いだけに、良い収穫でした。
<稜線に映えるクライミングライン>

<クラックに、ラインを求めようかな>

<下降のため、少しトラバース>