2014年8月20日水曜日

岩稜クラック縦走

8月19日(火)、20日(水)は、自分のクライミングで、ミズガキ。

初日は、まりさんと不動沢のマルチ。
二日目は、まりさんの友人2名も含めて、地獄エリアでショートルート。
<久々の快晴>

今シーズン、初めて会心のクライミングが出来ました。

トポ無しで、岩稜を縦走して、気持ちよくトップアウト!
<牛乳瓶のアプローチは、恐怖のランナウトするスラブ>

ところどころには、ちょっと手応えあるクラック。

下山中も、面白そうなクラックを
「あれも、登れそうだねー。」

と、話しながら下山。

探検気分で、最高です。
<牛乳瓶は、アプローチに比べれば楽々なクラック>

今シーズンの初め、クラックのオンサイトグレードを更新したりもしました。

が、やっぱり、
「そんなチッチャイ岩、どーでも良いんじゃないの?」

と思ってしまいます。

やっぱ、もう少し山っぽいクライミングが楽しいです。
しかも、この時期、稜線近くでTシャツでも寒くない。

マルチのビレイでも寒くない、最高の季節かと思います。

(難しいマルチは、ちょっと寒いぐらいの方がオンサイト出来るけれど)
<仕切り直しの2P目>

この日は、2P目にある牛乳瓶クラックというルートを、まりさんがオンサイトトライ。

サクッと、オンサイト成功。

2P目の取り付きに懸垂下降して戻った段階で、まだ昼過ぎ。
<自分的にバリエーションラインにしてみた、3P目>

2人とも、このエリアで拘りたいルートもないので、トップアウトする感覚でマルチピッチを楽しむことに!
(「やったー。」と、喜ぶ私)

まずは、牛乳瓶の右にあるハンドクラックをオンサイト。
(たぶん、グレードは5.9)

続いて、胎内くぐりのあたりを、自分的に面白いバリエーションをオンサイト。 
(体感5.10a)
<女性には、素晴らしいハンドサイズ>

まりさんが、ハンドクラックをほとんどフリーソロ(笑)。
<結局、プロテクションなし>

そこからは、岩稜縦走。
<ここで、小ピーク>

稜線で、ところどころに現れる、5.8ぐらいのクラック。

それを楽しみながら、数ピッチ快調にロープを伸ばして行く。
<後半の岩稜縦走>

<最終ピッチ>

で、頂上のちょっと手前は、見晴らしもナイス!
<終了点にしたポイント>

下山中、ワイドクラックを1本発見。

もう夕方だったので、また今度の楽しみということにしました。
<某所で見つけたワイド>

翌日は、のんびりクライミング。

よく行く、地獄エリアで、気になっていたワイドを2本オンサイトしました。
結構、良いルートだと思いますよ。

まだ、泥がだいぶ詰まっていますけど。

分かる人にだけ分かる程度、紹介文を載せておきます。
<2日目に登ったワイド>

具体的に登ったルート
1日目:
・牛乳瓶クラック(フォロー)
・牛乳瓶の右からスタートして、奥壁の頭まで、岩稜クラック縦走

2日目:
・N字ハング(5.10d?):アップ
フィストが効く私には、5.10bですら甘めに感じてしまいます。

・無名のワイド(体感5.10b):オンサイト
カヌーの右からスタートして、カヌーの終了点に抜けるライン
よろめきクラックより、少し難しいかな。
タイプが違うけど。

・無名のワイドその2(体感5.10a):オンサイト 
そのまた右。
6番~スクーズの、綺麗なクラック。
よろめきクラック、ぐらいかな

・B1フィンガー(5.11a):テンション掛け掛け
特に登るものが無かったので、「練習で再登」なんて気持ちだった自分・・・。
甘かったです。