2014年8月18日月曜日

5.12クライマーでも、最初は5.8のクラックで落ちることも

8月15日(金)は、湯川にてクラックリード講習。
私としては、連続3日目です。

2日前に参加した、男性OGさん、女性MTさんのペア。
加えて、女性HMさん。
クラックリード講習は、夏は湯川、冬は城ヶ崎にて行います。

で、湯川は5.8からしか無いのですが、城ヶ崎は5.4ぐらいが2本と5.7が1本からあります。

だから、
「フェースグレードに自信が無い人は、冬から始めた方が良いですよ。」

と、オススメしています。
で、OGさんはジムでは5.12クライマーで、当塾講習生の中では登攀力は最高レベル。

ただ、それでもクラックはちょっと別物。
5.8で、登れたり、落ちたりしながら、ジャミングを学んで行きます。

で、帰ったら
「ちょっと、骨が当たって痛いんですよねー。」

という具合。

逆に、ジムで5.10台の人でも、クラックを10日くらいやっている講習生は、

ジャミングの痛さはほとんど感じていなかったり。
つまり、ジム5.12が登れる人でも最初は難しい、慣れればジム5.10台の人でも登れちゃう。

そのくらい、クラック技術は別物だということですね。

ただ、ジムグレードが高い人の方が、将来的には伸びは早いです。
やっぱり、共通する技術が多いのは確かなので。
具体的な講習内容
・ハンドジャムのコツ
・ジャミングに圧力を掛け続けて、引き付ける練習
・腰を入れる
・トップロープでのトライ
・地上でのカムセット練習
・疑似リードでのカムセット練習