2014年2月8日土曜日

思い切りが良くなる1パターン

2月7日(金)は、ムーヴ講習Lv.1。
昨年末に、リード講習を受けていたKI夫妻。 
KI奥様、実践リードトライ中に、こんなことがありました。

難しいパートで、
「あー行こうか、いや落ちそう。」
「こー行こうか、いや落ちそう。」

とやっているうちに、疲れてきて、苦しいながらもレストを始める。

で、力尽きてフォール。

つまり、選択肢は、KIさんの中に2つあったんです。

が、どちらも試すことなく、落ちてしまったんです。
こういう人は、特に女性初心者に多いんです。

いわゆる、「思い切りが悪い」って言われるタイプ。
これは、なかなか治らない人も多く、伸び悩みの原因になりやすい。

そこで、今回は新しい教え方を試してみました。


①いま、次に進めるムーヴの選択肢を、全て口頭で言わせる

②その中で、本人的に1番可能性のあるムーヴを選ばせる

③「じゃあ、どうせ落ちるなら、それを試して落ちるべきでしたね。」ということを理解してもらう

④ハングドッグ状態で、そのムーヴをトライさせる
で、実践。

KI奥様が
「以前から、何度やっても、ここが出来ないんです。」
と言っていた箇所。

ほぼ全て、テンション後の1~2回目に解決。

本人もビックリの結果でした。

思い切り、っていうのは、

「落ちても大丈夫」
って、安心感とともに、

「これで行くのが、1番可能性あるんだ」
って、自信が大事。

そんな気が、最近はしています。


具体的な講習内容
・リード&ビレイの復習
・姿勢(骨盤を入れ、胸を張る)
・肩の脱力(次のホールドに、寄り掛かることで、そのホールドに都合の良い足位置になる)
・実践リードトライ(ハングドッグによる練習方法)

KI夫妻の場合、モチベーションが落ちる前にムーヴ講習を混ぜて行くのが良いと思います。

最短で、4回ジムに行くうちの1回。
最長で、数ヶ月に1回。

と言っていますが、前者に近い方が良さそうだな、と思いました。