2014年2月14日金曜日

講習生の静かな盛り上がり

2月13日(木)は、城ヶ崎にてクラックリード講習。
女性ARさん、女性HMさんの2名。
以前のARさんは、しょっちゅう自信を喪失したり、怖がったりして、そこまでクライミングを楽しめていませんでした。

が、最近は楽しくて仕方ない様子です。

<リード前のARさん>
1つの理由として、

以前は
「完登か?」
「恐くないか?」

が重要だったんです。
今は、

「一手進んだ!」
「前、ジムに来たときに乗れなかったスタンスに立てた!」

みたいな、小さな一歩を目標に変えたんだとか。

<疑似リード>
そうすると、毎回が小さな成果が何個も!
そりゃ楽しいでしょう。

以前の、すぐ諦めるっぷりを知っているだけに、今の変貌には目を見張ります。

<HMさんも、トップロープなら余裕>
また、HMさん。

先日の大雪の日は、近所のジムに夜まで居て、スタッフに帰り道を心配されたとか。
さらに、翌日は友人と青梅丘陵でラッセルを楽しんだという。

見かけによらず、攻めますね~(笑)。

<ARさん、初の本格的なクラックリード>
また、今回の講習から話は逸れますが・・・。

女性MJさんも、2日前の火曜日に5.8のクラック3本目をオンサイトして、マルチピッチリード講習の参加条件をクリア!

その喜びのメールが、送られて来ました。

※この手の報告は、結構な楽しみ

<完登!>
クライミングは、グレードという縦軸で見ると進歩は少ない当塾講習生。

ですが、

・リードが出来た!
・始めて懸垂下降した!
・カムにぶら下がった!
・ボルダリングが、ちょっと楽しくなってきた!

という、次の一歩に踏み出すパワーは、相当なもの。

<ロワーダウン後も、まだまだ嬉しそう!>
目立った活躍をする人のみならず、全員がチョットずつ盛り上がっているのを感じます。

リスクある仕事ですが、

「最近、ますます面白いなぁ」
と、思っています。

<“Miss落ち着き”の座は、MJさんorHMさん?>
具体的な講習内容
・ジャミングのコツ(ハンドジャム、フットジャム)
・地上でのカムセット練習
・疑似リード
・実践リード(実際に、カムにテンションを掛けてみる)

ARさんは、鬼ころし(5.7)をR.P.、純(5.8)はテンション掛けかけトップアウト!
ここへ来て、基礎練習の成果が出てきたように思います。

<ヘッデンでの片付け中に、仮固定の方法を質問してきたHMさん。驚きました。>