2014年2月22日土曜日

講義形式より、疑問を持たせる形式が、本当は良い

2月21日(金)の昼は、ムーヴ講習Lv.0。
新規の男性で、群馬のUKさん。

前回に続き、学生時代を思い出して教え方メモ。
UKさん、これまでにもクライミング経験あり。

で、本日の講習中。
「どうするとバランスが良いかを考えて、いくらでも質問して良いですよ。」

というスタンスで反復練習。

その中で、ネコ足、肩の脱力につながるようなヒントは出していきます。
が、本人が気付くポイントの順序に任せて、教える順序は変えて行く方針。
ムーヴ講習で教えたい内容も、整理が進んで来たので、

「聞かれる順に出す」
に近い形式が、ようやく出来るようになってきた気がします。

講師側の力量は、
“どうやって、的を得た疑問点を持たせるような課題設定をするか?”

に問われるような気がします。

(今回の場合は、一手一手レストする練習が課題にベスト。)

この教え方だと、技術だけじゃなく意識面でプラスが大きいと思います。
ワンランク上の教え方ですが、同じことを何度もやっていると、こちらも技が磨かれますね。


具体的な講習内容
・ダブルチェック
・カラビナの持ち方
・トップロープのビレイ
・一手一手レストする練習方法
・ネコ足
・肩の脱力
・腰を壁に近付ける姿勢