2013年11月15日金曜日

過剰にビビらず、無謀にもならず

11月14日(木)は、昼も夜もリード1回目。
昼は、女性ISさん。
夜は、女性MTさん、男性OGさんのペアに、女性HSKさん。
<新品のロープで講習に参加した、ISさん>

リード中のリスク管理。
過剰にビビっても、無謀でも、どちらも良くないです。
無謀:
「クリップ出来ないから」と言って、次のホールド、次のホールドと盲目で進んでしまう。

→グランドフォールの危険があるので、最低でもいつまでにクリップしなきゃ危ないか、考えよう
過剰なビビり:
「落ちるの恐い」と言って、ヌンチャク付近なのにムーヴに挑戦しない

→「今落ちても、大丈夫だ!」と思って、挑戦して欲しい
<MTさんの背後に、5.11aをトライする人が写った>

こういった適切な判断の裏には、

・墜落距離が予想できること
・レストポイントでの、「いつまでにクリップしなきゃ」という計算

が必要になります。
リード講習1回目は、トップロープ技術の総点検。

なので、上記内容は第2回からやります。

ただ、今回は全員が経験者だったので、講習は少し余裕あり。
1回目ですが、少々落ちる練習もやってみました。


具体的な講習内容
・ダブルチェック
・カラビナの持ち方
・一手一手レストする練習
・エイトノットの注意点
・ATCを落とさない方法
・トップロープのビレイ(スライド式、持ち替え式)
・クリップ練習
・落ちる練習(軽め)