2013年11月22日金曜日

読図講習は、気軽に受けてみて欲しい

11月22日(金)は、奥多摩にて読図講習。
YZ旦那、女性ARさん。
マルチピッチリード講習を卒業したYZ旦那ですが、山はリアル初心者。

人に連れられて登山をしたことが、2回あるだけ。
どちらも、その人に頼る部分が大きく、地図をほとんど開かなかったとか。
対するARさんは、元々が山屋さん。

当塾に来た初期の頃に、雪上訓練Lv.1を受けたりしています。
普段から、隔週レベルで山歩きをして、地図も開いています。

むしろ、クライミングはこれから。
先日、岩場リード講習を修了したばかりです。
育った畑が違う2人ですが、読図を覚えたい気持ちは同じ。

雪山、バリエーション、何をやるにも読図は必須。
本当を言えば、登山道を歩いているだけでも、基本は出来た方が良いんです。
当塾の読図講習は、参加条件が

★夏山登山道を、おおよそコースタイム以下で歩けること

と、厳しめ。

ただ、その代わり1日で基礎修了。

マルチピッチリード講習までの道のりが延々と続くのに比べれば、1日~数日で卒業できる読図講習は楽なものです。
クライミング講習を主体の方も、一度は受けて欲しい講習ですよ。
具体的な講習内容
①小ピークとコルが多い登山道にて、“2万5千分の1の地形図”の基礎的な説明
・尾根と沢
・チェックポイントを意識すること
・チェックポイントまでの情報を整理して、先読みすること
・間違いやすいポイントあれこれ

②登山道の無い尾根を、講習生がルートファインディングする研修
・誤った尾根に入らないようにする、戦略についてあれこれ

2人とも、読図講習は卒業です。
補習という手もあります。
あとは、研修登山や雪上訓練Lv.2、Lv.3の際に、補足説明ぐらいでも良いかと思います。