2013年10月4日金曜日

講習で覚えたビレイを、身につけるために!

10月3日(木)の夜は、リード講習2回目。
先週から引き続いての、男性MGさん、男性KTさんの2名。

今のところ、順調です。

ただし!

講習直後は、ビレイが出来たが、段々と出来なくなる例があります。
半分近い方が、そうい傾向にあるので、今のうちにクギを刺しておきましょう!
まず、本気トライしない人のビレイしかしていないと、十中八九は下手になります。

これが、お互いに落ちないパートナーだと、
「やっぱ、落ちるなんて怖いよねー。」

と言い合って、その殻に閉じこもるので、悪循環に陥ります。
まず、どうせ落ちないなら、

①ロープの弛みを、シビアにコントロールする必要性が無くなる

②クライマーが落ちたらどうなるかの想像を、サボるようになる

③壁から離れてビレイして、クライマーを遠目に見た方が楽だと考えるようになる

といった傾向です。
対策は、

・とにかく「落ちる可能性が高い」トライする人を、ビレイすること

に尽きます。

ただ、経験のあるクライマーからすると、経験浅いビレイヤーでは本気トライしにくい気持ちも分かります。
私の場合、初級者にビレイしてもらうときは、

「いつ落ちても不思議ではない」
というルートは避け、

「落ちるかもしれない箇所が、何箇所かある」
くらいのルートをやります。

で、核心部の前に
「よろしくねー。」
と言って、突っ込むことにしています。

これなら、ビレイ初級者も、“集中しどころ”がハッキリして頑張りやすいと思うんです。


具体的な講習内容
・トップロープ(確認)
・クリップ(確認)
・リードでやってはいけない事例集
・墜落距離の計算
・落ちる練習(軽目に)

ST先生の予習効果もあって、順調です。