2012年11月26日月曜日

ボルダラーから、まずはリードクライマーへ

11月23日(金)は、ランナウトにてリード講習。
今回は、富士山ガイドで先輩だった男性UDさん、そして彼女のSDさん。

<ここまで笑顔で写真に写ってくれる女性も少ない>
UDさんは、2年前にリードを友達として教えたことがあります。
が、今回はお客様として来てくださいました。

で、2人ともクライミング歴は3年そこらですが、ボルダー初段を登るという強者っぷり。
なんか、僕より強いんですけど。

で、リードも自信が無いなりに、
UDさんはジムの5.12a、SDさんもジムの5.11cを登ったことがあるとか(笑)。

と、朝話を聞いた段階で、
「教えること、少なそうだなぁ」
とは思いました。

が、やっぱりそれはそれ。
初心者らしいことも多数。

・エイトノットは、毎回長さが揃わない
・ATCの操作はイマイチ
・ビレイは未熟
・レスト態勢の作り方は苦手
・ロープは絡む&キンクする
・落ちる練習はドキドキ

6時間以上もミッチリ。

とは言え、講習終了後に1時間だけ一緒にボルダーのトレーニングしたら、僕が一番登れないんですけどね・・・。

<メモに励むUDさん>
具体的な講習内容
・エイトノット
・ATC操作
・ビレイの悪い癖を修正
・クリップ練習
・リードでやってはいけない事例集
・ビレイヤーが壁に近づく理由
・落ちる練習&止める練習
・ちょっとありがちな危ない事例集(ヌンチャク周辺のロープを蹴り上げる、など)
・基本フォームについて(いつもの5項目)

2人には、次はボルトルートとオススメしました。
クラックやマルチにも興味津々な様子。
こういう、思いっきりスポーツクライマーな方が、山へ向かう切っ掛けを作るのも、私の楽しみです。

そして、こういう切っ掛けで、私もモチベーションが上がります。