2012年9月11日火曜日

マンツーマンは、やっぱり良い?

9月7日(金)は、小川山にて岩場体験講習。
常連女性SMさん。
すでに御予約いただいた分に関しては、マンツーマン講習も含め、プライベートで講習させていただいております。

さて、マンツーマンは確かに楽です。
登る本数も多くなるし、他のお客様のビレイもしなくて良い、待ち時間もない。

さらに、私がずっと登りを見ておりますので、弱点を的確に指摘してもらえるチャンスも増えます。

全てが、お客様のペースで進みます。

SMさん
「マンツーマンが良い、って言っているお客さんの気持ちもよく分かりました。」
と、何度も何度も言ってたのが印象的でした。
たしかに、マンツーマン講習は充実します。
しかし、本当に良いかどうかは、私はここ1年くらい疑問に思っています。

マンツーマンで受ける人よりも、グループで受講する人の方が、次回講習までの進歩が大きいと感じるからです。

理由は、復習しやすさ、仲間意識、競争心、緊張感、その後一緒に登りに行く可能性、などなどあるでしょう。

やっぱり、私の好みは家庭教師より塾かな。
石田登山塾だし(笑)。

でも、たまには良いでしょうね。
弱点をじっくり見てもらう機会にもなりますし。
具体的な講習内容
<小川山、スラブ状岩壁>
・5.7を繰り返し繰り返し登って、レスト、ネコ足の練習。
・ヌンチャクの回収方法
・終了点でのトップロープ回収(ヌンチャクを外して、残置ビナでロワーダウンする方法)

<午後は雨。岩根山荘のジムにて>
・スリングの収納方法
・アルパインクイックドローの作り方
・手順用語(持ち替え、マッチ、飛ばし、寄せ、クロス、中継)とオブザベーション
・疑似リード練習
・逆クリップ