2012年6月21日木曜日

墜落距離の予想

6月20日(水)の1コマ目は、常連女性KKさん、KDさんのペア。
講習直後は出来たはずなのに・・・
という典型は、リードのビレイです。

壁から離れる、緩すぎる、などの状態に陥りやすいもの。

予想される理由は2つ。

①墜落距離が予想できていない
→「3ピン掛けたら壁から離れる」という迷信に振り回される結果になる

②講習後、しばらくは落ちない人しかビレイしない
→「単なるテンション掛け係になって、徐々にビレイの緊張感がなくなってくる」

本当は、どちらも講習で完全解決して差し上げたいところですが、本人の性格もあるので無理そうです。
そこで、最近は墜落距離の予想だけでも徹底的に講習することにしております。

それでも忘れる人はいるでしょうけど、これが今の私に出来る限界です。
具体的な講習内容
・落ちる練習&止める練習
本日は、不意落ちまでやりましたので、ビレイは完成に近いレベル。
墜落距離の計算も、KDさんがかなり精度を上げて来ました。

・実践本気トライ
2人とも、垂壁の5.10a、薄被りの5.8をリードで無事に完登!

・ダイアゴナルの復習
こちらは、2人ともちょっと忘れ気味。

・踏み替え

2人とも、全体的なムーヴは綺麗になっております。