2011年11月3日木曜日

ランナウトの腕試し

10月30日(日)は、私が御世話になっているクライミングジム"ランナウト"主催のコンペでした。
スタッフとして未だに籍を置かせて頂いている私は、前夜から準備&審判&雑用。

さて、ランナウトは"中央線唯一の本格的ロープクライミングジム!"ですが、このコンペはロープを付けずにマット上で行うボルダリングです。

そして、これは半ばランナウトのお客様感謝デー!
大赤字覚悟の参加費&打ち上げで、上位には豪華景品まで出ます。

そして、参加者層も様々。
ロープクライミング常連さんが御祭りだからと参加したり、ボルダー常連さんが「この日のために!」とトレーニングしていたり、もちろんクライミング初めて数ヶ月で熱中開始の方も居れば、別のジムからの参加者、果ては将来有望な中学生ユースの子が大人の中級クラスにチャレンジしてきたり。
参加者それぞれに目標を定めて頑張ります。

ちなみに、ランナウトのコンペ最大の魅力は、超時間&大量課題を皆でセッションすること。
もはや敵味方もなく、アドバイスし合って、一本でも多く完登しようと登りまくります。
そして、参加者には、翌日は激しい筋肉痛が待っています!

コンペは、予選落ちイコール門前払いに近い、ということもある厳しい世界らしいのですが、ランナウトは真逆。

決勝に出る可能性の低い方にとって、こんなに良い形式はなかなか無いでしょうね。
その分、運営の継続が危ぶまれているそうですが・・・。

そして、決勝は参加者ほとんどが観戦する勝負の世界!
オーナーの性格から(?)、決勝の形式も一発勝負に強い方が勝つオンサイトサドンデスという方式。
これが予選と違い、短時間で登る技術、勝負勘がモロに出るシステム。

1つの課題の到達高度を競う分かりやすさからも、見ていて盛り上がります。

今年のランナウト常連さんは、目標よりも低く、煮え湯を飲んだ方が多かったかもしれませんね。
また来年頑張ってくださいませ。