2011年10月22日土曜日

クライミング、ベストシーズン到来

 10月21日(金)は、ミズガキにて自分のクライミング。
今回は、富士山ガイド仲間と。

今まさに、小川山・ミズガキはベストシーズンです!
クライミングは、夏は暑くて汗でホールドがヌメってしまい、難易度が上がります。
かといって、冬は岩が冷たく、長いこと岩を触っていることができません。

そんなわけで、1つのベスト気温として
「休憩中は薄手のダウンを着るくらいだが、運動中はシャツ一枚くらい、岩を触る手がかじかまない」
という状態があります。

もちろん、人によって好みもあり、ルート内容によってもベストシーズンは異なることもあります。

で、この時期。
上手くなった気がするくらい、登れちゃうわけですよ。
シーズンのお陰と分かっていても、気分は良いもの!

夏の暑い時期、下手になった気がしながら頑張った方々。
「夏で差が付く」を合言葉に、ジムトレに励んだ方々。
夏の間は、沢や高山を楽しんだ方々。
そして、夏は富士山に明け暮れた私。

さあ、ベストシーズンです。
グレード更新、狙ったルートの完登目指して頑張りましょう!
でも、あと2、3週間もしたら寒くなり、冬山や標高の低い岩場のシーズン到来ですね。


僕も、来週は1つ狙ったルートがあり、再来週も行けたら1本やりたいのがあります。
調子もよくなってきたし、楽しみです。

具体的に登ったルート(全てクラック)
<烏帽子岩>
・グリコ・森永ルート(5.9、ハンド)再登
・奈香良クラック(5.9、O.W.)再登
・あげこまるルート(5.10a、O.W.)R.P.昔苦労したのになあ。案外、問題なく完登して、ちょっと自信になる。

<出合岩>
・TM25(5.9、3ピッチ)
もはや取り付きがよく分からず、とりあえず登れそうなラインを登ってみる。
2ピッチ目に快適なハンドクラックも出てきて、ラインは合ってたっぽい?
しかし、最上部のノープロフェース(トポによると5.9)は実力不足により断念。
結果2ピッチのみ登る。
しかし、取り付きとは裏腹なグッドライン。

・ルート名不明(体感5.10c)O.S.
TM25の左にある、顕著なコーナー。平均斜度も90度近く、ルートスケールも25mと見栄え最高!
登ってみると終了点が残置されており、登られている形跡あり。

・ルート名不明(体感5.8)フォロー
TM25の下降中に見付けた、ちょっと見栄えのしないワイド系のハンドクラック。
時間が余ったので、クールダウン的に。

来週は頑張ろう!