2011年7月9日土曜日

オープンハンドの感覚

7月8日(金)の夜は、ランナウトにてムーブ講習。
今回は、常連男性のKさん。

初心者の多くは、ついついホールドを強く握りすぎる癖があります。
それを矯正する方法として、私は早い段階でオープンハンドという持ち方を教えています。

オープンハンドを言葉で定義するならば、
「指の遠位第2関節に力を入れず、伸ばせる限り伸ばして保持する方法」
といった小難しい言葉に。

中級者ならば、「引っ掛けるような持ち方」、「深めのポケットのときに使う持ち方」、なんて言えますが。

これを教えるとき、定義はオマケで付け加える程度。
感覚で覚えることが大事です。
講習で覚えたら、吊り革をオープンハンドで引っ掛ける練習がオススメです!

ちなみに、吊り革は面白いもので、ガッチリ握る人から、オープンで引っ掛ける人、ジャミングっぽくしている人まで居ます。
クライミングを知らない人でも、感覚的に楽をしようとするものなんですねえ。

具体的な講習内容
・中期レストの復習
・オープンハンドの練習
・懸垂下降、結び替えのシステム