2011年6月2日木曜日

ロープワークか、ムーブか







6月1日(水)の夜は、ランナウトにてリード講習(第2回)。

今回は、先週から受講中のIさんとAさん。男女2名組です。


前回、トップロープのビレイやエイトノットを確認したので、今回はいよいよ疑似リード中心!

という予定でしたが、前回の記憶があやふやでした。

そんなわけで、トップロープの練習がてら、半分の時間をムーブ講習に使いました。


しかしながら、ロープワークは時間の掛かる方々ながら、ムーブに関してはセンスを感じます!

たとえば、正対とフリということが、感覚的に理解できるようです。


ちなみに、私は学生時代、沢登りや雪山中心でクライミングジムは月に数回程度。

当時3年以上掛けても、体のフリは感覚的に理解できず、ジムの5.10bすらも全く登れるようにはなりませんでした。


その壁を乗り越えた切っ掛けは、

①ダイアゴナルなどの超基本ムーブを繰り返し映像に収めた入門ビデオ

②大学4年の夏休みに毎日ジムに通ってみたこと

③いい加減クライミングやらないと山で危なっかしいという危機感

でした。


ただ、僕は逆にロープワークとかのシステム面は、覚えが割りと良かった記憶もあり。

(懸垂下降の練習だけは、高いところが恐ろしすぎて、最初は全く降りられませんでしたが。)


人それぞれですね。



具体的な講習内容

・トップロープのビレイ

・エイトノットの結び方

・ネコ足(復習)

・チョークアップしながら登る

・正対、フリ(普段より概念が大枠ですが、理解できちゃう様子)

・クリップの方法(復習)

・疑似リード(クライムダウンも交えて、効率的なクリップ態勢を体験する)


いよいよ次回は、リードでやってはいけない事例集、軽い落ちる練習、という予定です。